アニメ・マンガの実写化に失敗した映画ランキング

最近、映画の冒頭に流れる新作情報を見る度に思うんです。

「ああ…この作品も実写化するんだ…」と。

しかも主演はまたこの俳優さん。またこの監督さん。

正直、「実写化=面白くない・失敗する」というイメージが定着しつつある今日この頃…

初めに述べさせていただきます!私は完全な「実写反対派」ではありません!!

(キャストが発表された時点で見に行く気をなくすこともしばしばありますが…)

実写版で好きな作品もあります!(「のだめカンタービレ」「DEATH NOTE(2006年版)」など)
 
確かに、観に行ってから「原作と違う!」「何だこの無駄な改変は!」「誰だこのオリジナルキャラは!」とがっかりすることのほうが多いんですが、基本的には地雷臭がする作品もチャレンジしてみようと思うタイプです。

なので今回ご紹介するランキングは、私個人が観た感想と、実際の興行収入や世間のレビューを考察した結果になります!

もちろん、人によっては「おもしろい」と思う作品がノミネートされていると思います。

ですが!これはあくまで!!一個人の感想を元に制作したものなので何卒ご理解いただきたい!!

主に私が実写化作品を見る上で重要視しているポイントを先に述べておきます。

  • 原作に対してのリスペクトがあるかどうか。
  • 演じている役者さんがキャラのことをよく研究し、大切にしていると感じられるか。
  • 必要以上の改変(キャラ設定やストーリーの変更)が行われていないか。
  • 原作のイメージを壊すことなく、単純に「作品」として面白いと感じられたか。

「評論家でもないのに偉そうに!」っていう声が飛んできそうですが、近年大量に制作されている実写作品の中から厳選するための基準と思っていただければと思います!

それでは!どうぞ!

目次

1. 暗殺教室

暗殺教室

※出典)Amazon

「暗殺教室」のあらすじ

ある日突然、月の7割が消滅した。

そして日本に、「月を消滅させたのは私だ。」という超生物がやってくる。

人間側がどんな暗殺者や特殊部隊を送り込んでもことごとく敗北し、全滅。

さらにその超生物は「来年3月には地球も同じように消滅させる。」というのだ。

全く歯が立たず為す術のない人間に、その超生物はある提案を持ちかけてきた。

それは「進学校・椚ヶ丘中学校3年E組の担任になる。」というもの。

さらに、その間の生徒による暗殺は許可するというのだ。

「生徒に危害は加えない」と言う条件のもと、3年E組の担任となった超生物。

しかしそのE組は、「ENDのE組」と言われる、いわゆる落ちこぼれクラスだった。

何に対してもやる気のない生徒たち。

マッハ20で移動でき、あらゆる攻撃をはねのける超生物と、落ちこぼれクラスの暗殺教室が、今始まる。

暗殺教室
暗殺教室~卒業編~
監督 羽住英一郎
脚本 金沢達也
原作者 松井優征
公開日 2015年3月21日(暗殺教室)
2016年3月25日(暗殺教室~卒業編~)
キャスト 山田涼介 二宮和也 菅田将暉
山本舞香 橋本環奈 加藤清史郎

「暗殺教室」の感想

原作ファンの間では「ジャニーズファンのための映画だぁぁぁ」と嘆かれている今作。

なんと言ってもTVアニメ版がまだ完結してない当時、卒業編の予習と称し地上波で盛大なネタバレを行ったことでも有名ですよね(笑)。

私は漫画で読んでいたのでセーフでしたが、アニメファンとしてはたまったもんじゃなかったでしょう…

そしてその盛大なネタバレをしてくれた実写化が面白いのかというと、これもまた微妙な結果に…

ネタバレされたアニメファンが納得できるような内容ではなかったのは確かですね。

オリジナルを忠実に再現しろ!なんて言いませんが、あまりにも中学生と言うには無理なビジュアル。

クラスメイトの髪型なんかもちょこちょこ変えている割に、律や糸成なんかの見た目は妙に凝っていたり…、なんやかんやで結局コスプレ感の否めない仕上がりになっていたような気がします。

決して原作を忠実に再現することが実写化の成功ではありませんが、このあっさりしすぎた原作の総集編のような内容は、原作ファンのみならず、初めて暗殺教室を見る人にも少々難解なストーリーになってしまったようです。

ぬるふふふ…。

2. ルパン三世

ルパン三世

※出典)Amazon

「ルパン三世」のあらすじ

ルパン三世は、伝説の泥棒アルセーヌ・ルパンを祖父に持つ、狙った獲物は逃さない、神出鬼没の大泥棒。

おっちょこちょいで、女に(主に峰不二子)に弱いが、天才的な頭脳と技術を持ち、世界中を飛び回る男。

ある日、シンガポールの現代美術館から、古代オリンピックのメダルが盗まれる事件が発生。

ルパンを追い続ける銭形警部は、この事件もルパンが起こしたものと推測し捜査を始める。

そして、犯人であるルパンたちの裏には、世界的な盗賊集団「ザ・ワークス」が絡んでいることを突き止める。

「ザ・ワークス」を束ねていた老盗賊トーマス・ドーソンは、高齢を理由に引退し、盗賊団を次世代に譲ると発表。

「古代オリンピックのメダルを盗んだものに譲る」と公表し、シンガポールの事件でルパンたちに盗ませていた張本人であった。

香港にあるドーソンの邸宅に「ザ・ワークス」のメンバーが集結し、いよいよ統括者が引き継がれようとしていた時、ワークスのメンバーであるマイケル・リーが突然裏切って…!?

ルパン三世
監督 北村龍平
脚本 水島力也
原作者 モンキー・パンチ
公開日 2014年8月30日
興行収入 24.5億円
キャスト 小栗旬 玉山鉄二 綾野剛
黒木メイサ 浅野忠信

「ルパン三世」の感想

これもなかなかな酷評を受けた作品です。

まずなんといっても、ルパンのキャラクターを実写化に起こす難しさ。

とんでもないと思います、ほんとに。

ルパン三世の人気はもちろん、歴史もある作品ですから、当然キャラクターそれぞれに対するイメージや、想像する言動や立ち回りなんかも確立されてると思うんです。

「ルパンならこう!」「不二子ちゃんならこう!」的な。

だからなおさら、この作品ではキャスティングが非常に重要になってくると思うんです。

キャラクターの容姿も大きな特徴を持っていますし!

その点、今回はこのキャスティングの部分からかなり批判が出ていたように思います。

これはこれで、と思える部分もあるんですが、やっぱりなんか違うな…が勝っちゃうんですよね…。うーん。

そして最大の欠点は「ストーリーが面白くない。」これに尽きる。

ルパンといえば、その巧みな技術で逃げるだけでなく、情けない性格ゆえに油断して捕まったり、かと思えば男らしい一面を魅せたり、つかめない男だからこそ、多くの人が魅了されるキャラクターだと思います。

しかし、今作では、そういったルパンの魅力が殆ど感じられず…。

展開もありきたりで、原作にあるようなミステリアスな雰囲気は全然なかったです。

残念…!

なんだか原作の世界観とは大きく違う特番をみたような感じ。

「香港警察官かな?」と思いたくなる作品でした。

3. 寄生獣

寄生獣

※出典)Amazon

「寄生獣」のあらすじ

ある日、海上から謎の生命体である「パラサイト」が突如として出現し、日本各地に上陸。

人間に寄生し、脳を操ることで使役することができ、寄生された人間は醜い化け物となって人間を捕食するようになる。

母と二人で暮らす高校生・泉新一も、パラサイトに寄生され、脳を乗っ取られそうになるが、なんとかギリギリのところで食い止めた。

しかし、寄生された右腕はもはや別の生物と化し、新一は、寄生したパラサイトに「ミギー」と名付け、奇妙な関係を結ぶこととなった。

新一と共存することになったミギーは、パラサイトの仲間を探し始める。

近くに寄ることで仲間だとわかるらしく、実は近くに多くのパラサイトが存在していることを知った新一。

捕食時以外は人間と同じ姿をしているため、普通の人間には見分けがつかないのだ。

その頃、全国で食い殺された死体が見つかる事件が発生。

時を同じくして新一の学校に田宮良子という教師が赴任してきた。

そしてその田宮良子もまた、パラサイトなのであった…。

寄生獣
寄生獣 完結編
監督 山崎貴
脚本 吉澤良太 山崎貴
原作者 岩城均
公開日 20.2億円(寄生獣)
15億円(寄生獣 完結編)
キャスト 染谷将太 阿部サダヲ
深津絵里 橋本愛

「寄生獣」の感想

この作品も、原作からアニメ化され、非常に高い人気を誇っています。

原作とアニメを視聴してから映画を観た感想としては、全体としてうまく原作の要点をまとめているなと思った反面、主人公・新一とミギーの関係性が、「お互いの補完関係」から、ただの「相棒」みたいになってしまっている点や、里美を演じた橋本愛さんが、気弱ながらも母性と深い愛を持つ里美のイメージとは少しミスマッチな点なんかが気になりました。

個人的には、新一とミギーの「俺たちナイスバディー物語」になってしまった前編よりも、原作で非常に重要なシーンとなる新一と里美の愛を育むシーンなんかが丁寧に描かれた完結編のほうが面白かったです。(ちょっと生々しかったですけどね(笑))

ところどころ、原作ファンからして「あのシーンカットしちゃったの!?」という場面はあったのですが、全体として非常に見やすい作品だったなとは思います。(偉そうにすみません。)

この映画を面白いと思った方、ぜひ原作も読んでみて下さい!

4. CASSHERN

CASSHERN

※出典)Amazon

「CASSHERN」のあらすじ

現代とは異なる時間軸で歴史を重ねた世界。

50年にも及ぶヨーロッパ連合との戦争に勝利した大亜細亜連邦共和国は、ユーラシア大陸全域の制覇に成功した。

しかし、長年の戦争による環境汚染により、公害病が蔓延。

現在の医療では治すことができない病に、人々は苦しんでいた。

そんな中、遺伝子工学の第一人者である東博士が、長年の研究により、新造細胞の存在を発表。

どんな人間のパーツも生成できるその細胞は、人間の失われた部分を補うことができると注目され、東博士は軍のもと、研究を行うことになる。

東博士には鉄也という一人息子がいたが、研究に明け暮れ家庭を顧みず、そのくせ妻が病気になると盲愛を発揮し、ますます研究に明け暮れる父に反発していた。

とうとう覚悟を決めた鉄也は、婚約者のルナを残し、独り戦地へ出兵し、命を落としてしまう。

しかし、その間に父・東博士は、新造細胞による新たな生命体を生み出してしまっていた…。

CASSHERN
監督 紀里谷和明
脚本 紀里谷和明 菅正太郎 佐藤大
原作者 吉田竜夫
公開日 2004年4月24日
興行収入 15.3億円
キャスト 伊勢谷友介 麻生久美子 唐沢寿明
宮迫博之 寺尾聰 樋口可南子

「CASSHERN」の感想

原作は40年以上前に放送されていたSFTVアニメ「新造人間キャシャーン」です。

公開当時も原作の放送から30年ほど経っていたので、原作の根強いファンというよりは、若者向けにリメイクされたオリジナル作品といった方が良いでしょう。

この作品は原作に忠実かどうかなんてことは問題ではありません。

だって、主人公である東鉄也が新造人間になる理由そのものからして違うんですから。

もうこれは別物として見てくださいと言っているようなものでしょう。

では原作と別物として見て面白いのかというと、そういうわけでもないんですよね…

何か作品を見終わったあと、その余韻を楽しめる方には向いている作品かもしれません。

例えば、村上春樹さんの小説のように、すべてを明らかにせず、あえてその後の展開を読者の想像に委ねるような作品が好きかどうか、ということです。

私はそういった作品が苦手というわけではないのですが、今作においては疑問に思う部分が際立ってしまい、「あれ、主人公って今なんのために戦ってるんだっけ?」なんて思いながら見てたら知らない間に終わっていた状態でした。(私の理解力のなさもあると思いますが)

作品の内容自体は、なかなかヘビーなテーマを扱っているので、道徳的な意味では深い作品だと思います。

5. 氷菓

氷菓

※出典)Amazon

「氷菓」のあらすじ

折木奉太郎は省エネがモットーの神山高校の1年生。

何事にもできるだけ無駄な力は使わず、面倒事には関わらないスタイルの奉太郎だったが、姉の命令により廃部寸前の「古典部」に入部させられてしまう。

ひとりなら部活として成立しないと安心していた奉太郎だったが、そこに千代田えるという女子生徒がやってくる。

彼女は、「私、気になります!」が口癖の、好奇心旺盛なお嬢様だった。

彼女を筆頭に、奉太郎の旧友である福部里志と伊原摩耶花も加わり、見事古典部は部活として成立してしまう。

そして賑やかに時は過ぎ、学園祭である「カンヤ祭」の時期に。そこで古典部は例年通り部誌を発行することになる。

部誌の準備を進めていたある日、えるは奉太郎に、自分の叔父・関谷純はかつて古典部部長で、現在は行方不明であることを告げる。

彼女は、その叔父とこの古典部に関する”なにか”について話した記憶があるというのだが、それが思い出せないという。

叔父が残した真実と、学園のある事件を巡って、奉太郎たちの謎解きが始まる…!

氷菓
監督 安里麻里
脚本 安里麻里
原作者 米澤穂信
公開日 2017年11月3日
興行収入 1.3億円
キャスト 山崎賢人 広瀬アリス 小島藤子
岡山天音 本郷奏多 貫地谷しほり

「氷菓」の感想

これは実写化が決まった直後から賛否が別れた作品ですね。

この作品の原作は米澤穂信さんの「氷菓」という「小説」なんです。

しかし、これが京都アニメーションでアニメ化され、もともとの小説の人気もあり、一気に有名になりました。

おそらく、アニメ化される前に実写化されていたらまた評価は違っていたかもしれません。

京都アニメーションが作り上げた氷菓の世界は、小説の良さや深みに加え、アニメ独自のキラキラとした日常の描写や、魅力的すぎるキャラクターたちを生み出しました。

この時点で完全にキャラクターのビジュアルイメージが出来上がってしまったわけです。

演技力には定評のある広瀬アリスさんですが、女子高生の役には少々無理があった気もします。

なにより、「アニメだから愛されるキャラ」代表とも言えるヒロイン「えるたそ」を実写にすること自体地雷ですよね…(アリスさんはすごく好きですよ…!!)

原作を知らない方は、なかなかに楽しめると思います!

観終わったあなたがどんな感想を述べるのか。私、気になります!!!!

6. BLEACH

BLEACH

※出典)Amazon

「BLEACH」のあらすじ

霊感の強い高校生黒崎一護は、幽霊を見る力があり、霊体を見つけては成仏させていた。

ある日、一護の部屋に突然少女が現れる。

彼女の名は朽木ルキア。

自らを死神と名乗るもので、一護の霊感に寄せられて邪悪な悪霊・虚(ホロウ)が来るという。

信じられない一護だったが、ルキアが言った通り、一護たちの前に醜いバケモノである虚が現れ、襲いかかり、一護の妹をさらってしまう。

すぐさま追いかけ、虚と交戦していたルキアだが、一護たちを庇いながらの戦闘には限界があり、傷を受け、瀕死の状態になってしまう。

絶体絶命かと思われたその時、ルキアは最後の手段として、一護に自分の力を分け与えるかわりに、死神となって戦うよう告げる。

大切な人を守るため、一護は覚悟を決め、死神になることを決意する。

BLEACH 死神代行編
監督 佐藤信介
脚本 羽原大介 佐藤信介
原作者 久保帯人
公開日 2018年7月20日
キャスト 福士蒼汰 杉咲花 吉沢亮
真野恵里菜 MIYAVI 早乙女太一

「BLEACH」の感想

こちらはあの「いぬやしき」や「アイアムアヒーロー」などの実写化も手がけた、佐藤監督の作品になります。

私が見た感想としては、そこまで悪くないなあと。(何様や)

というのも、鑑賞前にあらゆる酷評サイトや批判的感想を見ていたため、期待値を非常に下げていたからかもしれません。

キャストが発表された時点から、朽木ルキアを始め、「イメージと違う!!」と批判されていた今作ですが、俳優の皆さんの演技は非常に原作へのリスペクトが感じられてよかったと思います。

欠点を述べるとすれば、ロケ地が同じ場所ばかりでいまいちスケールの大きさが伝わってこないこと、朽木白哉に喋らせ過ぎなこと、高校生活のドラマ部分が浅すぎること、などなど。

もはや映画の構成部分に対しての残念な点が多かったように思いました。

むしろ主演の福士蒼汰さんなんかは、アニメの一護を意識したような喋り方に感じて、すごく勉強されたんだろうなあと。(誰目線や)

終わり方からして、続編があるようですが、果たして…

7. SPACE BATTLESHIP ヤマト

SPACE BATTLESHIP ヤマト

※出典)Amazon

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」のあらすじ

2199年、地球は謎の異星人「ガミラス」の侵略を受けた。

ガミラス軍の放った「遊星爆弾」により地球の海は干上がり、植物は枯れ、多くの生命が死に、環境は破壊された。生き残った僅かな人類は地下に逃げ込み、そこに都市を築いて潜伏していた。

しかし、環境破壊によって放射能に汚染された地球では、人類が生存できるのはあと1年余りであり、まさに滅亡の危機に貧していた。

地球防衛軍は、残された戦力を結集し、火星星域で戦いを挑むも、戦艦「ゆきかぜ」の艦長・古代守を初めほぼ全てが全滅。生き残ったのは沖田十三ただ独りだった。

ある日、かつて地球防衛軍のエースパイロットだった古代進は、地上でレアメタルの回収をしていた際に、地上に落下してきた謎のカプセルを拾う。

そこには、地球存続のための希望が記されていた…。

SPACE BATTLESHIP ヤマト
監督 山崎貴
脚本 佐藤嗣麻子
原作者 西崎義展
公開日 2010年12月1日
制作費 20億円
興行収入 41億円
キャスト 木村拓哉 黒木メイサ 柳葉敏郎
堤真一 西田敏行 山崎努

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の感想

これはもう誰もが知る名作「宇宙戦艦ヤマト」の実写化ですね。

ですが蓋を開けてみると、そこには古代進ではなく、宇宙に飛び立ったキムタクがいるだけでした。(なんか悲しい…)

こちらはもうキャスティングの時点から薄々感じてはいましたが、あのアニメで見た感動や冒険を味わうものではないのだろうな、という予想がそのまま当てはまるような内容でした。

詳しくはネタバレになりますが、結論から言って、登場人物たちに全く感情移入できません。

「なんでそんなことしちゃうの!」「もうちょっと危機感持てよ!」っていう感情の繰り返し。

地球滅亡がかかっているというテーマで魅せられている観客の前で、妙に緊張感のない行動ばかりする乗組員たちに、感動どころかイライラしちゃいましたよ。

公開当初、すごく大々的に宣伝していただけあって、原作の大ファンの父を連れて見に行ったのですが、見終わったあとの父のなんとも言えない寂しそうな表情になんだか申し訳なくなったのを思い出しました…。

見るとしても、映画館に行く価値はあんまりなかったなぁ。

8. 四月は君の嘘

四月は君の嘘

※出典)Amazon

「四月は君の嘘」のあらすじ

かつて「神童」といわれ、数々のコンクールの賞を総なめにしていた天才ピアニスト・有馬公正。

しかし彼は、自身の母の死がきっかけで、自分の弾くピアノの音が聞こえなくなってしまっていた。

ピアノから離れ、数年が経ったある日、公正は幼馴染の澤部椿の紹介で、ヴァイオリニストの宮園かをりと出会う。

天真爛漫で、自分の好きなように、自由に音楽を奏でるかをりの姿に、思わず見とれてしまう公正。

するとかをりは突然、公正に自分の伴奏者になってほしいと頼む。

ピアノの音が聞こえなくなってから弾くことをやめてしまった公正は、この願いを断る。

しかし、半ば強引にかをりに丸め込まれ、幼馴染の渡亮太や椿に背中を押されてしまい、公正はもう一度ピアノに向き合い始めようとする。

そんな公正を嬉しそうに見守るかをりだったが、彼女にはある秘密があって…。

四月は君の嘘
監督 新城毅彦
脚本 龍居由佳里
原作者 新川信司
公開日 2016年9月10日
興行収入 14.2億円
キャスト 山﨑賢人 広瀬すず 石井杏奈
中川大志

「四月は君の嘘」の感想

私は実写化以前に、この作品は「映画」にするには向いていない作品だと思いました。

総集編や、原作のその後を描く展開ならまだしも、主人公たちの日常における何気ないシーンの連続が、その後の展開に大きく影響を及ぼすこの作品で、何かを省くことは改悪に繋がりかねないと思っていたからです。

結果、大いにその期待に応える駄作ぶりでしたよ…

もうなんか、原作を知らない人が見たとしても、映画として面白いのか…?と疑問に思ってしまうほどでした。(原作ファンの感想としてはもちろん面白くなかったですね!)

いえ、なにも頭ごなしに批判しているわけではないんです。

でもやっぱり、原作の設定として、14歳というまだまだ精神的にも肉体的にも不安定な主人公たちが繰り広げるストーリーに意味があるわけで、物語の中心が「不治の病にかかってしまった少女」ではないところがこの作品の大切な部分だと思うんです…。

でも今作ではそういった消してほしくない部分がことごとく改悪されていて、なんだかもう別の作品と言って公開してほしい気持ちになりました。

興味のある方はぜひ原作、もしくはアニメを見ることを強くおすすめします!!

9. 黒執事

黒執事

※出典)Amazon

「黒執事」のあらすじ

ずば抜けた身体能力を持つ執事・セバスチャン。彼は、「女王の番犬」として暗躍する青年・幻蜂清玄と契約した悪魔だった。

裏家業の一貫として、人がミイラ化して死ぬ「悪魔の呪い事件」を調べていた清玄は、死体を処理していた葬儀屋から黒幕と思しき人物の情報を得る。

その人物と接触すべく、手がかりの情報を元に、ある怪しいパーティーに潜入する清玄。

そのパーティーは”違法ドラッグ”に溺れた人々であふれかえるドラッグパーティーだった。

潜入する中で、ある製薬会社の社長とテロリストの陰謀を知った清玄たちだったが、撤退する前に見つかってしまい…!?

黒執事
監督 大谷健太郎 さとうけいいち
脚本 松橋真三
原作者 黒岩勉
公開日 2014年1月18日
興行収入 6億100万円
キャスト 水嶋ヒロ 剛力彩芽 優香
山本美月 栗原類 城田優

「黒執事」の感想

こちらは原作ファンから相当な怒りを買ってしまった作品の一つですね。

なんといっても「黒執事、実写化!」とうたいつつ、蓋を開けてみたら中途半端なオリジナル設定と、「原作ファンはこの台詞が聞きたいんだろ!?」と言わんばかりの原作そのままの台詞回し…。

何より、オリジナルとはいえ、主人公の性別や年齢が違う時点で、ファンとしてはがっかり感が否めないですよね…。(かといってシエルを演じられる役者さんはいないと思いますが…。)

アクションシーンはなかなか迫力があり、役作りのためにアクションの特訓をされたという俳優さんたちはすごく輝いていました。

ただ、「黒執事」の実写版としては、いまいち納得できない内容だったんじゃないかなぁ…と思います。(何様)

他の作品紹介の際も散々言わせていただいてますが、なんにせよ、日本人が演じるには限界ってもんがあるんですよ…!!

役者さんは悪くないんだ…!

そもそも黒執事を実写化しようっていう企画をした、制作側の問題じゃないかなんて思っちゃうわけなんです!(だから何様や)

原作ファンの方は、特に観ないことをおすすめします…。

10. 鋼の錬金術師

鋼の錬金術師

※出典)Amazon

「鋼の錬金術師」のあらすじ

突然亡くなってしまった最愛の母を生き返らせるため、禁断の錬金術である「人体錬成」に手を出してしまった幼い兄弟・エドとアル。

優秀な錬金術師である父の書斎の本を持ち出し、錬金術に挑むも失敗。

蘇ったのは母と似ても似つかない醜い怪物であった。

そしてその代償として、エドは左腕と右足を、アルは魂以外のすべての肉体を失った。

それから数年後、エドは弟の肉体を取り戻すため、アメストリス国の国家錬金術師として、弟のアル、幼馴染のウィンリィと「賢者の石」を探して旅をしていた。

リオールという街を訪れた際、悪徳司祭・コーネロからそれらしきものを奪うも、それはできの悪い偽物。本物の石を求めて旅を続けるエドたちだったが、石に近づくに連れ、身の回りで仲間の変死が相次ぐ。

そしてついに石の秘密に触れたエドたちだったが、そこには想像を絶するような残酷な過去が存在していた… 。

鋼の錬金術師
監督 曽利文彦
脚本 曽利文彦 宮元武史
原作者 荒川弘
公開日 2017年12月1日
興行収入 6億100万円
キャスト 山田涼介 本田翼 ディーン・フジオカ
蓮佛美沙子 本郷奏多 松雪泰子
大泉洋 佐藤隆太

「鋼の錬金術師」の感想

根強いファンを持つこの作品の実写化についに手を出したか…!と、実写化が発表された当初の私は思いました。

そしてキャストが発表されたとき、全国のハガレンファンの叫びが聞こえてきましたよ…

公開前からことごとく批判されており、明らかな地雷臭を放っていた今作。

そしてしっかりその地雷を踏ませに来る脚本。

良いところを挙げるのが難しいくらい、原作ファンからすると見るに堪えない作品だったのでは…?

個人的に挙げるとすれば、主演の山田涼介さんなんかはすごくいい演技されていたと思います。

台詞や行動には原作のエドを感じられませんでしたが、それは脚本の時点から決まっていることなので山田さんに責任はありません。

むしろ、原作ファンとしてしっかり読み込んで撮影に挑んだのだろうなと思わせる演技だったと思います。

ホムンクルスを演じた松雪泰子さんや本郷奏多さんの演技はとても良かったと思います。

ビジュアル的にも、一番違和感が少なかったのではないでしょうか。

映画公開に伴って、原作者の荒川先生描き下ろしの0巻が映画特典となっていたため、ファンの方の中には「1800円で0巻を買いに行ったと思うことにする。」と言う人も…(笑)。

ハガレンを知りたい方は間違いなく原作を読むことをおすすめします。

11. ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章

ジョジョの奇妙な冒険

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「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」のあらすじ

平和を好む青年、広瀬康一。

表と裏、2つの顔を持つ街、杜王町に転校してきた彼は、転校早々不良たちに絡まれてしまう。

助けを求める彼の前に、不思議な力・スタンドを持つ東方仗助が現れ、康一を救う。

驚く康一だったが、特徴的なリーゼント頭に鋭い眼差しを持ちながら、仲間思いで優しい心を持つ仗助に惹かれ、行動を共にするようになる。

また、髪の毛を自在に操ることができるスタンドを持つ山岸由花子にまとわりつかれながらも、楽しい学校生活を送っていた。

そんな康一の前に、ある日、空条承太郎と名乗る人物が現れる。

仗助を探しているという彼は、血縁上は仗助の甥にあたるという。

そして彼は、仗助に、彼の父の存在を告げる。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章
監督 三池崇史
脚本 江良至
原作者 荒木飛呂彦
公開日 2017年8月4日
興行収入 9.2億円
キャスト 山﨑賢人 神木隆之介 小松菜奈
岡田将生 新田真剣佑 伊勢谷友介

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」の感想

この作品の実写化が決まり、着々とそのビジュアルが公開されるたびに原作ファンの不安をつのらせていた今作。

全体としてそこまでひどい映画ではなかった。が、やはりジョジョの実写化自体めちゃめちゃ難しいのだろうなと感じさせられる作品でした…。

そもそも、ジョジョの登場人物たちは皆相当な個性を持っているし、それを実写にしたところで違和感があるのは当たり前なんですよ。

今回は、その違和感をいかに感じさせず、ジョジョという超人気作を潰さずに作品として仕上げるかといった部分に力を注いだ作品ではないかと思います。

演じている役者さんたちは皆、実力とルックスを兼ね備えた人ばかりだし、正直うまくまとまっているなぁとは思いました。

しかし、映画としてはやはり今ひとつ感動や盛り上がりに欠ける。

やっぱりジョジョは実写化しないほうが良かったのではないだろうか…。

12. DEATH NOTE Light up the NEW world

DEATH NOTE Light up the NEW world

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「DEATH NOTE Light up the NEW world」のあらすじ

10年前、キラを名乗る人物による大量殺人が行われた。

その事件を解決へ導いたのは、世界的探偵、通称L。

天才的な頭脳を持つキラとL、天才2人による頭脳戦の結果、直接対決によりLは命を落としてしまうも、キラであった夜神月を止めることに成功する。

そして、キラを名乗り大量殺人を繰り返していた夜神月が所持し、殺人に使用していた「デスノート」は、その後消息を断った。

それから10年。

世間に平和が戻ってきたかと思われたある日、世界各地で、デスノートによる反抗と思われる事件が繰り返され始める。

日本も「デスノート対策本部」を設置。

そしてついに、日本でもデスノートの脅威が再び蘇る。

デスノート Light up the NEW world
監督 佐藤信介
脚本 真野勝成
原作者 大場つぐみ 小畑健
公開日 2016年10月29日
興行収入 22億円
キャスト 東出昌大 池松壮亮 菅田将暉
川栄李奈 戸田恵梨香 藤原竜也

「DEATH NOTE Light up the NEW world」の感想

漫画はもちろん、アニメ化もされ、2006年に公開された藤原竜也さん、松山ケンイチさん主演の実写版も高い評価を受けていました。

結論から言うと、そもそも主人公が「夜神月」と「L」っていうイメージが非常に強いこの作品で、新しいオリジナルストーリーを作ること自体難しい話だと思うんです。

いくら旬の俳優さんを起用しても、藤原竜也さんと松山ケンイチさんのあのコンビの怪演ぶりを超えるのは容易ではないし、ドラマならともかく、映画として成功させるのは厳しいのではないかと…。

そんな心配を抱えつつ観に行ったわけです。(だから何様や)

結果は悪い意味で予想を超える展開だらけ…

「え!?これがオチなの…!?」っていうシーンの連続。

デスノートは、客観的に観ている読者や観客の想像の更に上を行くような頭脳戦と、テンポの良いストーリー展開が大きな魅力なのに、今作では全くそれが感じられず。

公開当初、「デスノート」ならぬ「バカノート」と批評される理由がよーくわかりましたよ…。

これがデスノートだと思われてほしくない、そんな作品でした。

13. テラフォーマーズ

テラフォーマーズ

※出典)Amazon

「テラフォーマーズ」のあらすじ

人口が増加した2599年、地球はもはや、人類が生存できるギリギリの水準であった。

そこで人類は、火星をテラフォーミング(地球化)し、移住する計画を進行していた。

火星は気温が低く、暖める必要があったため、生命力に長けたゴキブリと苔を火星に放ち、地表を黒く覆うことで太陽熱を吸収、気温を上昇させようとしていた。

小町小吉ら船員15名は、その環境に対応し、人類を移住させるためゴキブリを駆除すべく、バグズ2号に乗り組み火星へと旅立った。

船員は皆、昆虫のDNAを取り込む「バグズ手術」を受けており、それそれに特殊能力を持っていた。

火星に到著した小吉と秋田奈々緒は、早速巨大化したゴキブリと遭遇する。

コミュニケーションを図ろうとする小吉だが、次の瞬間、奈々緒の首はへし折られ、巨大化したゴキブリ「テラフォーマー」によって殺されていた。

テラフォーマーズ
監督 三池崇史
脚本 中島かずき
原作者 貴家悠 橘賢一
公開日 2016年4月29日
興行収入 7.8億円
キャスト 伊藤英明 武井咲 山下智久
山田孝之 ケインコスギ 小池栄子

「テラフォーマーズ」の感想

この作品も、数々の映画評価サイトで酷評を受けた作品です。

有名映画評論家の前田有一さんは、この映画を100点満点中5点と評価されています。

原作ファンが戸惑うほどの改変。

それが良い方に改変されていればまだいいものの、しっかり改悪になってしまっているのが今作です。

「ほんとに原作読んだ人が作ったの?」と言いたくなるような内容でした。

ヒロインと主人公の関係性や、誰もが涙したであろうサバクトビバッタのシーンも、原作の良さをそのまま削ぎ落とし、薄っぺらく引き伸ばしたような展開に。

一番の見せ所であるアクションシーンにも臨場感はなく、いまいちリアリティに欠ける仕上がりになってしまってました…。

原作を知らない人がこれを観て、「これがテラフォーマーズか。」と思ったらどうしてくれるんやと終始ムカムカしてしまいましたよ。

それぐらい、いくら尺の問題があったとはいえ原作とはかけ離れた作品になってました。

この作品を観たい方は、間違いなく書店へ行って原作を読まれることをおすすめします。

14. 進撃の巨人(前編・後編)

進撃の巨人(前編・後編)

※出典)Amazon

「進撃の巨人」のあらすじ

100年以上前、人類を捕食する「巨人」が現れ、人類は滅亡の危機に陥った。

かろうじて生き残った僅かな人類は、巨人の進行を阻止すべく、巨大な壁を3重に作り上げ、そこで100年の平和を築き上げてきた。

壁の内側で暮らすエレン、ミカサ、アルミンもまた、この平和の中で生きてきた。

ある日、突如現れた超大型巨人によって壁は破壊され、それまで防がれていた巨人の侵攻を許してしまう。

突然訪れた恐怖に怯え、逃げ惑う人々。

しかし、迫り来る巨人の前に為す術はなく、次々と捕食されていく。

死に物狂いで逃げ果せたエレンたちは、巨人に復習すべく、調査兵団へ入団することを決意する。

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(前編)
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド・オブ・ザ・ワールド(後編)
監督 樋口真嗣
脚本 渡辺雄介 町山智浩
原作者 諫山創
公開日 2015年8月1日(前編)
2015年9月9日(後編)
興行収入 32.5億円(前編)
16.8億円(後編)
キャスト 三浦春馬 水原希子 本郷奏多
長谷川博己 石原さとみ

「進撃の巨人」の感想

この作品は実写化の情報が出た瞬間から「あ、これ絶対アカンやつや。」と地雷臭を嗅ぎ取った作品です。

えぇ、結果はもちろん大爆発でした。

なんといっても、日本人ではない原作キャラを全員日本人キャストで演じるという無理矢理感。

そしてそのために登場する数々のオリジナルキャラ。

正直原作キャラ少なすぎて終始「こいつ誰や…」状態。

更には、主要キャラの人格や設定までオリジナルに改変される始末。

原作者の諫山創先生の要望があったとはいえ、「いくらなんでもこんな変え方はないやろおぉぉぉ!」と突っ込みたくなるようなシーンばかり。

リヴァイ兵長の代わりに登場したシキシマとかいう何考えてるかよくわからんリンゴ好きのおじさんがミカサにベタベタしてるシーンと、突然始まる妙に生々しいラブシーンには鳥肌が立ちましたね…。

いや!演じられてる長谷川さんや水原希子さんは全然悪くないんですけどね!

進撃の世界に中途半端なラブシーンはいらないんです…!

そんでもって、一番の要である巨人のビジュアルからは、原作やアニメのような恐怖や絶望を感じさせるような迫力も強さも感じられない…。

なんとも言えない残念感がすごかったです…。

私は特撮作品には詳しくありませんが、日本の技術として進化してきた「特撮モノ」としての評価は高い模様!

「進撃の巨人」としてではなく、「巨人と戦う特撮映画!」として観たら面白いのかもしれません!(それでも私はあんまり好きにはなれませんでした(笑))

15. デビルマン

デビルマン

※出典)Amazon

「デビルマン」のあらすじ

名門学院の3年生である不動明は、4年前に両親を事故でなくし、幼馴染の牧村美樹とその両親のもとに引き取られ暮らしていた。

明には美樹の他に、飛鳥了という幼馴染がおり、彼は研究者飛鳥教授の息子で、成績優秀スポーツ万能、何不自由ない暮らしを送っていた。

おまけに喧嘩も強く、軟弱な明が不良に絡まれると、必ずその報復を行っていた。

明と了は髪の色以外瓜二つだが赤の他人で、弱い明は了に憧れつつ、美樹との恋を育み、自分も強くなりたいと願っていた。

その日、一週間ぶりに登校してきた了は、明に「親父が死んだ」と告げ、自宅に連れて行く。

その道中、明は了からあるビデオメッセージを観るように言われるのだが、そのビデオには、新たな知的生命体である”デーモン”に寄生されてしまったと告白する了の父の姿が。

混乱する明に「俺もデーモンに寄生された!俺はもう人間じゃない!殺してくれ!」と掴みかかる了。

2人で揉み合った拍子に、明も”デーモン”に寄生されてしまう…。

デビルマン
監督 那須博之
脚本 那須真知子
原作者 永井豪
公開日 2004年10月9日
制作費 10億円
興行収入 5.2億円
キャスト 伊崎央登 伊崎右典 酒井彩名
染谷将太

「デビルマン」の感想

はい、こちらは言わずと知れた駄作映画の代表作ですね!

地雷映画が好きな方は必ずご存じのはず。

それくらい悪い意味で有名です(笑)。

なにが悪いかは見ていただくのが一番早いんですが、とにかくどこを切り取っても役者さんたちの演技がこれでもかというほど棒読み。

演劇部の高校生の方がよっぽどいい演技するぞと言いたくなる。

さらにそんな演技をした主演の伊崎さんは、「達成感を感じました!」と、公開前のインタビューで自分の演技に自信満々だったんですよね…。

このインタビュー内容も、酷評をあおる形になっちゃいました。

様々な映画評論家にこれでもかというほど批評された今作ですが、ここまで駄作と言われていると逆にどんな作品か気になりませんか?

この映画を見た後、今まで面白くないと思っていたあの作品のこと、悪くないなと思えてしまうかも…。

「アニメ・マンガの実写化に失敗した映画ランキング」のまとめ

いかがだったでしょうか。

あなたがご覧になったことのある作品はありましたか?

今回は私の独断と偏見によって選ばせていただいた結果になりましたが、私は今回選ばせていただいた作品は原作を見てから鑑賞しているので、原作を知らずに観ていたらまた感想は変わっていたかもしれません…。

今回は日本の作品に絞って選ばせていただきましたが、ハリウッドにも駄作と呼ばれる作品はたくさんあります。

ですが、ハリウッド版に関して言えば「ドラゴンボール」などの一部の作品はさておき、「アベンジャーズ」シリーズなんかは日本でも大人気ですよね。

日本の実写化作品の場合、そもそも話題にならなかったり…。

ほんとうの意味で「失敗」している作品が多いように思います。

また、ランキングにはありませんが、「斉木楠雄の災難」や「銀魂」なんかも、原作ファンの間では炎上していました。

もはや人気漫画やアニメを実写化すること自体、無謀な話なのかもしれませんね。

アニメやフィクションの世界観を表現することの限界もありますが、やはり実写化で成功するのは決して簡単なことではないと思います。

今回は、「面白くない」「失敗作」ということで選ばせていただいた作品の中にも、部分的に観れば映画として優れた部分を持つ作品は多くあります。(最後まで偉そうにすみません…)

最終的には観た人それぞれの感想になってしまいますが、今まで見たことがない作品があった方は、この機会にチャレンジしてみては?

あなたの映画に対する価値観が変わるかもしれませんよ。