テネットのトップ画

あのクリストファー・ノーラン監督が、またもや話題となる作品を生み出しました……。

その名も、「TENET(テネット)」

ノーラン監督といえば、2010年に話題となった映画「インセプション」をはじめ、パズルゲームのような難解作品を作ることで有名ですが、今回の映画「TENET」もまさにその一つ!

今回の映画は、名もなき主人公が、未来人の企む“人類滅亡”を、過去から阻止する物語。

シンプルな物語とは裏腹に、実際のストーリーは非常にスケールが大きく、そして非常に複雑な設定となっています……!

未来を変えるために過去を遡ったり、過去を遡る側と未来へ進む側に分かれて時間を挟み撃ちにして戦ったりなど……、観ていてもう何がなんやら。

私は一度この作品を映画館で観てきましたが、正直一度観ただけでは理解できませんでした。なので二度観てきました!!

まだ映画「TENET」を観ていない方は、2回以上観ることをオススメします。

ですが映画公開から時間が経過したこともあり、現在「TENET」を上映している映画館はごくわずかとなってしまいました。

そこで今回は、「TENET」をすでに配信している動画配信サービスについて紹介します!

近くの映画館で上映が終了している方は、家で「TENET」を楽しみましょう!

また、この記事では映画「TENET(テネット)」について解説もしているので、作品について理解を深めてから視聴したい方は参考にしてみてください。

ただし、映画解説をするにあたって、ある程度のネタバレを含みます!

記事の中で、「ここからがネタバレです!」とサインを送りますので、ネタバレが嫌な方は、サインのその先を読まないよう注意してください!

映画「TENET(テネット)」を視聴できる動画配信サービスは4社!

なんと映画「TENET」が、公開からわずか3ヶ月で動画配信サービスにて配信がスタートしました!

すでに4社の動画配信サービスが、「TENET(テネット)」の取り扱いをしています。

動画配信サービス 視聴形態 料金
Amazonプライム レンタル 399円(税込)
U-NEXT レンタル 550円(税込)
TSUTAYA TV レンタル 550円(税込)
dTV レンタル 550円(税込)

※この記事の情報は2021年1月時点のものです。最新の配信状況は各動画配信サービス公式サイトにてご確認ください。

上の表にあるように、「TENET(テネット)」を一番安く提供しているのは、Amazonプライム・ビデオです。

なので一見するとアマプラを利用した方が、作品を安くレンタルできそうですが、じつは他の動画配信サービスで、ある方法を使うと「TENET」を無料で視聴できます。

今回は、その方法について紹介していきましょう!

Amazonプライム・ビデオ

Amazonプライムビデオ

作品視聴料 399円(税込)
視聴期限 30日間
※動画再生後は48時間
音声切替 字幕または吹替
作品の視聴方法 Amazonの無料アカウント作成

Amazonプライム・ビデオは、Amazonが提供している動画配信サービスで、各国の映画やさまざまなジャンルの動画作品を取り扱っています。

とくにAmazonプライム・ビデオが力を入れているのが、バラエティジャンルのオリジナルコンテンツです。

「ドキュメンタル」や「誰かが見ている」など、Amazonでしか視聴できないコンテンツを配信しています。

日頃からバラエティを見る機会が多い方や、テレビ放送のバラエティに満足できない方は、Amazonプライム・ビデオを利用するといいかもしれませんね。

また、Amazonプライム・ビデオは、他の動画配信サービスに比べて「TENET」を安くレンタルできますから、この機にアマプラに登録してみてはいかがでしょうか?

Amazon Prime Video公式Amazon Prime Video詳細

U-NEXT

U-NEXT

作品視聴料 550円(税込)
視聴期限 48時間
音声切替 字幕・吹替
作品の視聴方法 U-NEXTへの会員登録
※初回登録は31日間無料

U-NEXT は、20万本以上の見放題作品を取り扱う、大手動画配信サービスです。

U-NEXTでは、「TENET」のような映画館で放映されたばかりの話題作品をいち早く取り扱っています。

「あの映画もう一度見たい!」「あの映画見たかったのに映画館で見過ごした!」といった経験が多い方は、U-NEXTへの登録がオススメです。

しかもU-NEXTを、はじめて利用すると初回限定特典で、31日間の無料お試し期間とU-NEXT内で利用できる600円分のポイントが付与されます。

このポイントを利用して「TENET」をレンタルすれば、実質無料で見れてしまうのです!

まだ過去に、U-NEXT を利用したことがない方は、この機に登録をしてみてはいかがでしょうか?

U-NEXT 公式サイトを見るU-NEXT の詳細を見る

TSUTAYA TV

TSUTAYA TV

作品視聴料 550円(税込)
視聴期限 48時間
音声切替 字幕・吹替
作品の視聴方法 TSUTAYA TVの月額会員登録
※初回登録は30日間無料

TSUTAYA TV は、大手DVDレンタルショップTSUTAYAが提供する動画配信サービスです。

TSUTAYAでレンタルされているDVDを、インターネット配信にて視聴できるので、TSUTAYA店頭を利用する機会が多い方はTSUTAYA TVを利用するといいかもしれませんね。

もしTSUTAYA TVを利用して、「TENET」を視聴する場合は、TSUTAYA TVの月額会員に登録しましょう。

通常、TSUTAYA TVの会員登録には1,026円(税込)の月額料金がかかりますが、初回登録者に限り登録から30日間無料です。

しかも、登録時にTSUTAYA TV内で利用できる1,100円分のポイントが付与されます。付与されたポイントは「TENET」購入時に利用できるので、今なら0円で視聴できるでしょう。

「TENET」をお得に購入したい方は、TSUTAYA TVがオススメです。

TSUTAYA TV 公式サイトを見るTSUTAYA TV の詳細を見る

dTV

dTV

作品視聴料 550円(税込)
視聴期限 30日間
※動画再生後は48時間
音声切替 字幕・吹替
作品の視聴方法 dTVの会員登録
※初回登録は31日間無料

dTV は、NTTドコモが運営する動画配信サービスです。

誰もが知る作品を、古いものから新しいものまで取り扱っています。

その数は、12万本以上!しかも月額料金はたったの550円!

あまり映画やドラマにお金をかけられない方は、dTV を利用してみてはいかがでしょうか?

また dTV は、ドコモのサービスの1つなので、dポイントの利用ができます。

ドコモユーザーの方はもちろん、ドコモユーザーでなくともdポイントを貯めている方は、dTV の利用がお得です。

dTV 公式サイトを見るdTV の詳細を見る

人類の未来は1人の名もなき男の手に!映画「TENET(テネット)」のあらすじ

ウクライナにある、とあるオペラハウス。

そこに、ある1人の“名もなき男”が、テロ事件の特殊部隊としてスパイ潜入していた。

だが任務遂行中、敵に捕らえられてしまい拷問を受ける。

“名もなき男”は、機密情報を守るため、服毒してみずから命を絶った……。

だが男が服用した毒は、なぜか鎮痛剤にすり替えられており、何者かに命を助けられる。

彼が“名もなき男”を救った理由は、未来の敵から人類を守るためだという。

フェイによると、何世紀も先の未来で、“時間の逆行”と呼ばれる装置が作られ、人や物が未来や過去へ移動できるようになっているらしい。

そして未来人は、その装置を使って過去の人類を滅亡させる第三次世界大戦の計画をしているというのだ。

フェイが所属する謎の組織は、来たる第三次世界大戦を防ぐため、“名もなき男”にとあるミッションを与える。

はたして“名もなき男”は、人類の命がかかったミッションを遂行できるのか―?

映画「TENET」の登場人物とキャストの相関図

「TENET」の相関図

キャスト キャラクター
名もなき男
(ジョン・デビッド・ワシントン)
オペラハウスでの活躍を買われて、謎の組織に雇われる。ニールとともに、第三次世界大戦を防ぐ。
ニール
(ロバート・パティンソン)
名もなき男に信頼された、優秀なスパイ。
名もなき男とともに、第三次世界大戦を防ぐが、その正体は……。
キャット
(エリザベス・デビッキ)
セイターの妻。
セイターと別れたいが、弱みを握られて逃げられないでいる。
セイター
(ケネス・ブラナー)
ロシアの武器商人。
未来人と手を組んで、第三次世界大戦を引き起こそうとしている。

時間の逆行とは?「TENET」を見る前の予備知識

映画「TENET(テネット)」を見る前に、予備知識として知っておいてほしいのが、“時間の逆行”です。

この映画には、未来人が作った「時間の逆行」という装置が出てきます。

この装置は、本来なら未来に向かって進む時の流れを、過去に向かって時が流れるように変えるものです。(ちなみに、この装置は現在から未来に進むことはできません)

いまいちピンとこない方もいるかもしれませんね。私もはじめはそうでした!

例をあげて説明しましょう。

たとえば、現在から10日前の過去に行きたいのであれば、いっきに10日前にタイムスリップするのではなく、10日間かけて10日前に遡っていくということです。

「時間の逆行」のイメージ

つまり、「時間の逆行」を使って時を遡るには、遡るまでの時間と同じ時を過ごさなければならないので、最大でも自分の寿命分しか時を遡れません。(100年前に遡るには、100年かかるのでその間に寿命が尽きてしまいます)

なんとなくイメージできたでしょうか?

映画の中では、時間が逆行しているときを青で示し、時間が正しく未来へ順行しているときを赤で示しているので、そこさえ注目しておけば現状を把握できるでしょう。

では、ここから「時間の逆行」の装置を使うにあたっての説明に入っていきたいと思います。

ここが、映画を観ていて混乱する元となるところなので、きちんと理解しておきましょう!

「時間の逆行」の装置は、窓ガラス越しに連なった2つの部屋にあります。

「時間の逆行」の装置

2つある回転ドアの間にガラス窓があり、片方の回転ドアから入ると、もう片方のドアから出てきて時間が逆行(または順行)する仕組みです。

そしてこの装置で「時間を逆行」するにあたって、3つのルールがあります。

「時間の逆行」のルール

  1. 回転ドアに入るときは、ガラス窓の向こう側で逆行(または順行)している自分を見ながら入る。
  2. 逆行しているときは空気の流れが逆になり、呼吸ができなくなるため酸素マスクをつけなければならない。(マスクをつけていれば逆行組)
  3. 逆行中に過去の自分に会って触れると消滅するため、逆行中は全身を覆う防御スーツが身につける。

ここにある3つのうち、とくに押さえておいてほしいのが1つ目のルールです。

ものごとはすべて原因があって結果が作られていくため、自分が逆行(または順行)したという結果を見ずに回転ドアに入ってしまうと、原因が作られず、元に戻れなくなります。

このルールが映画の中でキーポイントとなっているので、注意して見てみてください。

※これより先はネタバレを含む解説となります!ネタバレされると困る方は、画面を閉じてください!

【ネタバレ注意】映画「TENET」の詳しい解説

映画「TENET(テネット)」は、一度見て作品の内容が理解できなくても、十分に楽しめる作品です。

ですが、内容を理解してもう一度映画を見てみると、また違った楽しみ方ができるので、ここで作品の内容を整理していきましょう!

ここでは、作品を一度見ただけではわかりづらい3つのポイントを解説していきます。

  1. 未来人が時間を逆行させる装置を作った理由は?
  2. セイターが未来と過去をつなぐ理由は?
  3. 映画の中で何が起きていたのか?

未来人が時間を逆行させる装置を作った理由は?

今よりはるか先の未来では、地球温暖化や大気汚染などで環境破壊が進み、地球が今まさに滅亡しようとしていました。

そこで未来の科学者たちは、時間を逆行させることで、地球を過去の状態を戻そうと試みます。

そしてできたのが、「時間の逆行」という装置でした。

ただし「時間の逆行」は、あくまで順行する時の流れを遡るだけで、未来を変えることはできません。

加えて、逆行すると呼吸用のマスクをしなければ生きられないため、非常に不便な生活を送ることになります。

そのため未来の科学者たちは、時間を逆行させるのではなく、順行と逆行を入れ替えて、逆行する世界を正常化できないかと考えました。

そうして完成したのが、9つの部品で構成された“アルゴリズム”。

ですが科学者たちは、ここである重大なことに気付きます。

「アルゴリズムを発動させて順行と逆行を入れ替えてしまったら、順行で生きている過去の人間の呼吸が止まり、死んでしまうのではないか?過去の人間が死んだら、子孫である私たちも死ぬのではないか?」

それに気づいた科学者たちは、アルゴリズムを9つの部品に分解し、誰もこの部品に近づかないよう危険物質であるプルトニウムに偽装して、過去にある核施設にアルゴリズムを隠しました。(作中に出てきたプルトニウム241は、アルゴリズムの部品)

その後科学者たちは、未来を変える解決策が見つからない現状に絶望して自殺。

一方で、未来人たちの中にはアルゴリズムを使わないことに納得いかない人もいました。

「いずれにせよ地球は滅びる。それならアルゴリズムを使ってみるべきだ!」「過去の人間は死んでも、自分たちは生きているかもしれない!」

こうして未来人たちは、科学者たちが隠したアルゴリズムを探すために、過去へ探しにいきます。

ここまでが、未来人が「時間の逆行」を作った経緯と、未来人が第三次世界大戦の引き起こす原因となった理由です。

セイターが未来と過去をつなぎ第三次世界大戦を起こす理由は?

映画「TENET」で、重要となってくるのがセイターです。

セイターの役割は、未来人から頼まれた第三次世界大戦を引き起こすこと。

つまり、未来の科学者たちが過去に隠した9つあるアルゴリズムの部品を探し出し、アルゴリズムを発動させることです。

ではなぜ未来人は、セイターにアルゴリズムの9つの部品を集めさせたのでしょうか?

結論から言えば、セイターがプルトニウムを探す仕事をしていたからです。

ことのはじまりは、セイターが10代の頃。

セイターは、故郷の旧ソ連スタルスク12という街で、日銭を稼ぐために放射性物質プルトニウムを探す危険な仕事をしていました。

アルゴリズムの部品は、プルトニウムに偽装されているため、セイターのようにプルトニウムを探す人物が必要だったのです。

そこで未来人は、セイターに契約書と金塊を送り、プルトニウムを探させることで、代わりに巨万の富を与えると約束しました。(映画の中で、セイターの船にやってきた金塊を乗せたヘリコプターは、報酬を渡しにきた未来人です)

ですが巨万の富を手に入れても、アルゴリズムを見つけ出して第三次世界大戦を引き起こしてしまえば、セイターも死んでしまいます。なのになぜセイターは、未来人の依頼を引き受けたのでしょうか?

じつは作中の中で、セイターは末期の膵臓がんを患っており、余命間もない状態でした。

つまり、「どうせ死ぬのだから、全人類を巻き込んで自殺しよう」という大々的な自殺計画を企画していたのです。

映画「TENET」の中で何が起きていたのか?

ここまで、未来人とセイターが第三次世界大戦を起こす理由について話してきました。

では、主人公の“名もなき男”は、この第三次世界大戦をどのようにして止めたのでしょうか?

「第三次世界大戦を止めたいのはわかったけど、映画の中で何が起きているのかわからない!」と思った方も多いかと思います。

そこでここからは、映画「TENET」の中で、何が起きていたのかを整理していきましょう。

まず作中の中で起きた主なイベントは、次の5つです。

  • オペラハウスの爆破テロ
  • ロータス社から絵を盗む
  • セイターとカーチェイス
  • キャットが撃たれる
  • スタルスク12の最終決戦

これを、起きていた順番に並べると次のようになります。

映画テネット内で起きていたイベントの時系列

じつは、「オペラハウスの爆破テロ」と「スタルスク12の最終決戦」は同時刻に行われていました。

そして、映画の中で逆行する起点となったのが「キャットが撃たれる」ときです。

これらの流れを、名もなき男の視点でおおまかなあらすじを整理していきましょう。

映画テネットのあらすじがわかるタイムライン

なんとなく映画の中で起きていたことを整理できたでしょうか?これさえわかれば、各登場人物たちが、どのような時間軸で動いていたのかがわかりやすくなるかと思います。

ぜひ二度目の「TENET」の視聴を楽しんできてください!

CGなしの過激アクション!「TENET」を見た感想と評価

映画「TENET(テネット)」を見て一番に思ったことは、ノーラン監督はヤバい!

何がヤバいかと言えば、CGで撮影しそうなシーンを、すべて実物で撮影をしていることです。

映画の中には、オペラハウスの爆発や爆走カーチェイス、また飛行機が建物に突っ込むシーンなどの派手なアクションシーンが多数ありますが、これらを実際に撮影をしています。

モスクワ五輪で建設された会場をオペラハウス仕様にわざわざ作り変えて、爆破撮影
エストニアの高速道路8kmを3週間にわたり封鎖して、カーチェイス撮影
747ジャンボジェット機を使い建物に激突させて、崩壊する様子を撮影

このようにグリーンバックを使わず、手間ひまかけて“本物”のみにこだわり抜いて撮影されたようです。

ノーラン監督が、ここまで“本物”の撮影にこだわった理由は、「この映画は、人類滅亡を描いている。だから観客にこの危機感を伝えるには、CGではダメなんだ。グリーンバックの撮影にはリアルや本質が映し出されない」だそうです。考え方もやることも桁違いですね!

ただ、ノーラン監督がここまで“本物”にこだわって撮影したこともあり、映画の中で起きている危機的状況が、リアルに伝わってきます!

まだ見ていない方は、ぜひ!ノーラン監督が観客に見せた本気の映画「TENET」を楽しんでみてください!

【まとめ】映画「TENET」は2回目からが面白い!

ここまで、なんやかんやと映画の中身について解説をしてきましたが、最後に私が一つ言えることは、映画「TENET」は2回目からが面白い!ということです!

まだ「TENET」を見ていない方は、この不思議で難解な作品を一度見てみてください。

すでに一度「TENET」を見ている方は、何も言わず2回目を見てきてください!

きっと、この記事を読んで作品の中身が整理されたかと思うので、一度目よりずっと楽しんで鑑賞できるかと思います。

そして、“TENET”の本当の意味を理解したとき、この作品の凄さを実感できるでしょう……。